2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

The Whole Affair

Whole Affair 実質的には、Tony Colman(現London Elektricity)のソロプロジェクトとして1986年から活動を開始したIzit。デビューアルバムの本作では、Tony Colman (guitar & keybords)、Nicola Bright-Thomas (vocal)、Peter Shrubshall (sax & flute)、Ca…

London Underground Vol. 2

Pressure DropことBlood Brotehersがコンパイルするシリーズ2作目。The sprit of experimentation and determined individuality always forms the space for th next "big thing".その言葉に象徴されるように、Kongo DanceやMo'Wax、Dorado、Tongue'n Groov…

Unify

シングルの方が、音質が優れている。高音の抜けがいい。"Unify Or Die!" 1. Unify (Rip Up Radio) 2. Unify (Rip Up Club) 3. Souls Of The City - On The "Front Row" 4. Unify (Rip Up Instrumental)

Front Row

Front Row Blood BrothersことPressure Dropのセカンド・アルバム。ダブを基調とした重く陰鬱な雰囲気は前作を踏襲しているが、さまざまな民族音楽の要素を取り込み、さらに多国籍=無国籍性が増している。その点では、Sanadalsと似たようなサウンド傾向を持…

Changed

「Cracked EP」の邦盤にあたる企画(1994年9月リリース)だが、収録曲が少ない。「Changed」はタイトル通り「Change」の変奏であるし、「Ardens Bud Phase 3」は「Profound Gas」のリコンストラクションといった感がある。これを最後に解散するSandalsにとっ…

Feet

Sandals、4枚目のシングルは「Feet」。注目は、まだThe Dust Brothers名義だったThe Chemical Brothersによるリミックスか(とはいえ、あまり薦められたものではない)。ありがちではあるが、オリジナルを超えるものはない。 1. Feet (Radio Version) 2. Fee…

Rite To Silence

Rite To Silence ネオ・ビートニクというレッテルもなんのその、高いオリジナリティと幅広いハイブリディティを魅せたSandalsによる唯一のアルバム。その構成も、Massive Attackと並ぶほどトータリティが傑出している(US盤では⑪⑫が追加)。サウンド面では独…

We Wanna Live

Sandalsのサード・シングルは、自らのOpentoeレーベル(FFRRレーベル傘下)からのリリース。一聴して、そのサウンドの変わり様には驚きを隠せないはず。先行シングルにもかかわらず、実はアルバム収録ヴァージョンとは似ても似つかないリミックス・ヴァージョ…

Nothing

デビュー時からOpen Toeという独自のレーベルを持っていたSandalsだが、このセカンド・シングルはディストリビュートするレーベルが、Acid JazzレーベルとFFRRレーベルのダブルライセンスとなっている。実質的には、FFRRへと移籍していく。「A Profound Gas…

A Profound Gas

ロンドン出身でA Man Called Adamに参加していたDerek Delves(Vocals, Percussion)、ノッティンガム出身のJohn Harris(Vocals, Flute, etc)、ドーセット出身のWildcat Wildcat Will Blanchard(Drums, Percussion, Vocals)、ウェールズ出身でハンプシャ…

Can't Hold The Vibe

アシッド・ジャズの隠れた生みの親とも言えるChris Bangsによるプロジェクト、The Quiet Boys。Chris BangsはDJとしての活動をはじめ、Thin Air Productionsとして制作に携わってきたことでも知られる。Acid Jazzレーベルからリリースされた本作はファースト…

Taurus Woman

Young DisciplesのMarco NelsonとMax Beesleyによるユニット、Subterraneans。「Taurus Woman」という曲そのものは1991年に制作され、ヴォーカルにCarleen Andersonをフィーチャーしている。実は制作後、一端解散してしまい、すぐにMarco NelsonとCarleen An…

The Apostles

JTQのサックス/フルート奏者John Willmottとキーボード奏者John Duttonによるユニット、The Apostles。とはいえ、James Taylor(Hammond Organ)とDavid Taylor(Guitar)の兄弟はほとんどの曲に参加している。JTQにはThe New Jersey Kingsといった覆面バンドの…

Hippy House & Happy Hop 2

Acid Jazzレーベルのコンピレーションのなかでも、ひと際異彩を放つ本作。ここに収録されているサウンドは、アシッド・ハウス、もしくはバレアリック・ビーツと言うべきか、打ち込み系の音が並ぶ。それは否応なく、アシッド・ジャズのハイブリッドな雑種性を…

The People Tree

People Tree Mother Earthのセカンド・アルバム。「これがアシッド・ジャズ?」と言われそうなほど、ロックンロールなサウンド。だが、これこそAcid Jazzレーベルの理想形のひとつだったのだと思う(事実、プロデュースはレーベル・オーナーのEdward Piller)…

Find It

「Find It (Long Version)」の後半部(無音から船を漕ぐ音)のわけのわからなさはともかく。もはや突き抜けた感すら漂う「Warlocks Of Bakersfield, Ca.」(ドラムの「いなたさ」は気になるが)。ギター・サウンドを前面に押し出したサイケデリックなアシッ…

Grow Your Own EP

クレジット上、Matt Deighton、Bryn Barklam、Neil Corcoran、Chris Whiteの四人編成となったMother EarthのEP 。Paul WellerがHarmonica、The Brand New HeaviesのSimon BartholomewがMoogで参加している。「Almost Grown」は、まさにモッド・リヴァイバル。…

Mr. Freedom EP

ラップを取り入れたファーストアルバムとは異なり、かなり路線変更を行っていくMother Earth。すでに前作のEPでも見られた通り、レイドバックしたヒッピー・ロックに変わっていく。リード・ヴォーカルをMatt Deightonがとるようになり、Acid Jazzレーベルのな…

How Now!

プロダクションにも参加したSandalsのIan Simmondsがリミックスを手がける「How Now!」のマキシ・シングル。よりダブ色が強まるとともに、ドープ。 1. How Now (Album Mix) 2. How Now (Humble Mix) 3. How Now (Afrique Dub Mix)

Thoughts & Sound Paintings

Thoughts & Sound Paintings Hugh BrookerとSimon AnnikyによるユニットHumble Souls。Hugh BrookerはNight Trainsというプロジェクト名としても知られているが、Africa BambaataやEarth Wind & Fire Jamiroquai、The Brand New Heaviesなどのプロダクション…

Something In My Eye

「Something In My Eye」は、Sergio Mendes「Mas Que Nada」のパクリというよりも、ブラジリアンとうまく調和したアシッド・ジャズの先駆け的な佳作。 1. Something In My Eye 2. Ponytail 3. Chowdown

The Frighteners

ジャケット記載の曲目とは異なるが、以下のものが正確。「10.28 From Shibuya」というタイトルからしても、Corduroyの親日ぶり、あるいは日本での人気がうかがい知れる。 1. The Frighteners (Short Version) 2. The Frighteners 3. 10.28 From Shibuya

High Havoc

High Havoc Acid JazzレーベルからリリースされたCorduroyのセカンド・アルバム。日本ではMo'Musicレーベルより1993年10月1日にリリースされた(「10:28 From Shibuya」がボーナス・トラック)。本作は架空の映画のためのサウンドトラックとして制作されたコ…

Unleash Your Love

ちなみに、バック・ボーカルはCarleen Andersonの従姉妹Jhelisa Anderson。 1. Unleash Your Love (City Lick Mix) 2. Unleash Your Love (Unleash A Scat Mix) 3. Unleash Your Love (No Strings Attached Mix) 4. Don't Worry

Steppin' Up & Out

Steppin’ Up and Out IG Culture(Ian Grant)とDJ Dodge(Roger Drakes)によって、ロンドンで1990年に結成されたユニット、Dodge City Productions。類い稀なリミックス/プロデュース・センスをもった二人は、アシッド・ジャズ・ムーヴメントの影の立役者とも…

Sun Of '79

実は、「Sun Of '79」のプロデュースはYoung Disciples、キーボードにMick Talbotが参加したアシッド・ジャズ・サウンド。そして、「Mind Adventures (The Trip)」は、Young Disciplesによるリミックス。原曲の緩やかさを損なうことなくダブやファンク、ヒッ…

Mind Adventures

Mind Adventure 1968年にロンドンで生まれたカリブ系移民2世、Des'ree(Desiree Weeks)。成功をおさめたUKソウル・シンガーの一人。91年にシングル「Feel So High」でデビュー、翌年再リリースし、UKチャートで13位まで上る。タイトル通り、空を舞い上がる…

Jazzmatazz Vol.1

Gang StarrのGuru(Keith Elam)による「ライヴ・ジャズとヒップ・ホップの実験的融合」プロジェクト"Jazzmatazz"。ジャズからヒップ・ホップへのアプローチとは対照的に、ヒップ・ホップ・アーティストがジャズ・ミュージシャンを招いたスタイルのプロダク…

Vol.IV〜The Classic Singles 88-93

Classic Singles Soul II Soul初のベスト・アルバム。UKチャートでは3位まで躍進を示すなど、既存の3枚のアルバムで成し遂げた名声は伊達ではないというところ。グラウンド・ビートを生んだレア・グルーヴというムーヴメントについて、Everything But the Gi…

Wish

『Vol.IV』からの先行シングルとして1993年10月リリース、UKチャート11位。「Wish」は新機軸を打ち出すというよりも、随分おとなしいメロウ・ソウル。「Back To Life (SFBM Mix)」は、Masters At Workによるリミックス。 1. Wish (Juni Mix) 2. Wish (Origin…