Llegó La India

1970年プエルトリコで生まれたサルサ・ディーヴァLa IndiaことLinda Belle Caballero。ちなみに、彼女はMasters At Workの"Little" Louie Vega（本作のコ・プロデューサー）と結婚する。ニューヨリカン・サルサな本作は、Acid Jazzレーベル1993年リリースの異色作品群のひとつ。もともと、Soho Soundsレーベルから92年にリリースされたもの。アメリカならいざ知らず、英国での反響はいかほどのものだったのか。少なくとも、日本ではまだまだ売れるものではなかったように思う。アシッド・ジャズのハイブリッド要素がサルサまで及んだかのようだが、レア・グルーヴは、ジャズ・ファンクやソウル、ブラジリアンなど、その範疇を広げ、絶えずレアリティの焦点をずらし続けていると見るべきか。
1. Vivir Sin Ti
2. Llegó La India
3. Soledad
4. Mi Primera Rhumba
5. Yemaya Y Ochun (Prelude)
6. Yemaya Y Ochun
7. Merengue Internacional
8. Solitutude
9. I Wanna Dance
10. Souldad/Souldad