2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

I Don't Want It / Opaz featuring Ray Hayden

Opaz Musicレーベル第1弾はこの作品。 A1. I Don't Want It (Radio Edit) A2. I Don't Want It (Part1 & 2) B1. I Don't Want It (Stone Cold Mix) B2. Don't Wanna Cry

When We're Maikin Love / Opaz featuring Ray Hayden

1994年9月21日に日本でリリースされたOpaz featuring Ray Haydenのアルバム先行シングル。これだけで、いかに日本での注目度が高かったかがわかる。「Oh My Goodniss Anutha Dope Jam (Sunspended Rap Mix)」はSuspended Sentenzによるジャズ・ラップが印象的…

Back From The Raggedy Edge / Opaz featuring Ray Hayden

プロデューサー/リミキサーとして名を馳せたUKソウルの貴公子、Ray Hayden。彼はアイルランド、ダブリン出身で、4歳のときにイギリスへ移民する。当時、英国では黒人や中国人と並んでアイルランド人への差別が強く、彼自身が黒人文化へ接近したのも当然の成…

Maiden Japan

MAIDEN JAPAN ジャズ・ピアニスト秋吉敏子を母に、アルト・サックス奏者チャーリー・マリアーノを父にもつMonday Michiru Marianoことマンデイ満ちる。1987年、相米慎二監督の映画『光る女』への出演をきっかけに来日、以降「秋吉満ちる」として88年にはアニ…

Kyoto Jazz Massive

KYOTO JAZZ MASSIVE 現在では、沖野修也・好洋の兄弟ユニットということになっているが、当時、沖野修也を中心とするプロデューサー/DJ/ミュージシャンの集合体として成り立っていたKyoto Jazz Massive。Mondo Grossoとは表裏一体の関係にあったと見ることも…

Invisible Man

INVISIBLE MAN 1994年6月17日にリリースされたEPスタイルのMondo Grossoのミニアルバム。フルアルバムはまだだったが、形式的にはサードアルバムとなっている。Gallianoの歌姫Valerie Etienneをヴォーカルに迎えた「Invisible Man」では「ポスト・プロダクシ…

Marble

MARBLE 1993年10月21日にFor LifeからリリースされたMondo Grossoのミニアルバム。プロデューサーに大沢伸一、共同プロデューサーにKyoto Jazz Massiveの沖野修也によって制作された、Mondo Grosso単独名義としては最初の作品。本作では、大沢伸一(Fender Ba…

Got To Be Real

神田朋樹による別ユニットLibrodisia。本作は、Crue-L RecordsからリリースされたLibrodisia唯一のEP(KYTHMAK007D)。Tomoki Kanda (guitar, programing, vocal, chorus)、Hiroshi Oikawa (various percussions)、Dan Miyake (flute)、Tomoyuki Ishikawa (bas…

Soul Cargo EP

神田朋樹(guitar, vocal, chorus)、加地秀基(bass)、荒川康伸(drums, percussion)によって1990年に結成されたFavourite Marine。神田朋樹はLibrodisiaやCrue-L Recordsのプロデューサーとしても活躍。加地秀基はその後、ブリッジに参加、解散後カジヒデキと…

Midnight Parade

アシッド・ジャズ的なバンドとしての期待を引き受けるかのようなLove Tambourinesのセカンドシングル(KYTHMAK009D)。「Midnight Parade」はThe Brand New Heaviesを彷彿させるジャズ・ファンク。しかし、彼らの本領はむしろ晴れやかなメロウ・ソウル・ナンバ…

Mike Alway's Diary / Kahimi Karie And The Cruel Grand Orchestra

Mike Always Diary 「渋谷系」の歌姫(ディーヴァというよりプリンセス)、Kahimi Karie(比企真理)。本作は、Crue-L Recordsから1992年12月21日にリリースされた彼女のデビューシングル(KYTHMAK003D)。ただし、名義は"Kahimi Karie And The Cruel Grand Or…

Cherish Our Love

Cherish Our Love ヴォーカルのEllieとギターの斉藤圭市を中心に結成されたLove Tambourines。下北沢ZOOでのライヴ活動に始まり、デビューシングルの本作をCrue-L Recordsから、1993年4月にリリース(KYTHMAK005D)。インディのアーティストながら「渋谷系」の…

Hello Young Lovers

Hello Young Lovers 一世を風靡したと思われるCrue-L Recordsのコンピレーション。本作がリリースされた1993年、カヒミ・カリィとラヴ・タンバリンズという二枚看板を擁したCrue-Lは名実ともに「渋谷系」を代表するレーベルとなったと言える。Astrud Gilbert…

Holiday In The Sun E.P.

小山田圭吾が、1991年にフリッパーズギターを解散した後、ソロユニットとしてスタートしたCornelius。そのデビューシングルは「太陽は僕の敵」だが、本作はそれからほとんど間をおかずにリリースされたEP。フリッパーズギターの頃から奪用的作風が知られてい…

Blow-Up 6 Singles And 6 Jingles

「渋谷系」を代表し、牽引したインディペンデント・レーベル、Crue-L Records(クルーエル・レコード)。雑誌編集者/ライター、またDJとして活動していた瀧見憲司が設立したCrue-Lの記念すべき初リリース作品がこのコンピレーションである。ネオアコやギター…

Phone Home E.P.

後に、Norman CookとともにFreak Powerというユニットを結成するAshley Slater。Mcrogroveは、彼が率いたバンドである。1989年にアルバム『The Human Groove』でデビューしているようだが、本作はHumpty Human Recordsというレーベル(U.F.O.『Jazzin'』がリ…

The Call Is Strong

Massive Attackと並ぶブリストル・サウンドの重鎮Smith & Mightyとタッグを組んだCaltonのデビューアルバム。独特のファルセット・ヴォイスが重々しいダブ・サウンドを漂う。Massive Attackのデビューアルバムに先んじること1年、FFRRレーベルからリリースさ…

Acid Jazz Vol. 3

A1. I Want You Back / Harold Mabern A2. What It Is / Ivan 'Boogaloo Joe' Jones A3. Psychedelic Pucho / Pucho A4. Bad Montana / Maynard Parker B1. Zebra Walk / Charles Kynard B2. Dig On It / Johnny 'Hammond' Smith B3. Akilah / Melvin Sparks…

Acid Jazz Vol. 2

A1. Super Bad / Idris Muhammad A2. Cold Sweat / Bernard Purdie A3. Wildfire / Rusty Bryant A4. Hot Barbecue / Jack McDuff B1. Reelin' With The Feelin' / Charles Kynard B2. Spinky / Charles Earland B3. Who's Gonna Take The Weight / Melvin S…

Acid Jazz Vol. 1

アシッド・ジャズという言葉がタイトルとなる、おそらくもっとも先駆けだったコンピレーション・シリーズ。そのシリーズは、Ace Records傘下のBGP Recordsレーベルからリリースされる。BGPレーベルは、Gilles PetersonとBaz Fe Jazzの二人のDJによって運営さ…

Free Your Feelings

Free Your Feelings Paul Wellerの奥さんとして知られるDee C. Lee。彼女をフィーチャーするSlam Slamとは実体があるバンドではない。実際には、ほとんどの作曲をPaul Wellerが行い、Robert Howardの共同プロデュースのもと、Dee C. Leeが歌うといったプロジ…

Girl You Know It's True

1. Girl You Know It's True 2. Baby Don't Forget My Number 3. More Than You'll Ever Know 4. Blame It On The Rain 5. Take It As It Comes 6. It's Your Thing 7. Dreams To Remember 8. All Or Nothing 9. I'm Gonna Miss You 10. Girl You Know It's …

2 x 2

1989年度グラミー最優秀新人賞を受賞しながら「口パク」騒動のために剥奪されたスキャンダラスなグループ、Milli Vanilli。その実態は、ドイツ人プロデューサーFrank Farianのもと、Fab Morvan(パリ生まれのアフリカ系移民)とRob Pilatus(アフリカ系アメ…

The Remix Deluxe

Remix Deluxe 1993年6月2日にEpic/SonyからリリースされたSadeのリミックスEP。ナイジェリアからの英国移民Sade AduことHelen Folosade Aduをヴォーカルとして、Stewart Matthewman、Paul Denman、Andrew Haleの4人から構成されるバンドがSadeである。Sade A…

Mind Song

Mind Songs bellissima!レーベルから1994年6月1日にリリースされた本作から、パーマネントなバンド・スタイルとして固定したCosa Nostra。メンバー構成は、桜井鉄太郎(Vocal, Chorus, Programming, Keybords, Guitars)、長田定男(Sound Design, Conga, Choru…

Medicated Soul / Cosa

MEDICATED SOUL 桜井鉄太郎によるプロデュースの下、日本国内(とりわけ西麻布)のDJらを音楽制作に巻き込むようなプロジェクトとして生まれたCosa。Zero Corporationから、1991年11月20日に『Cosa Nostra I』、1992年7月29日に『Cosa Nostra II』をコンピレ…

Jazz Powers

JAZZ POWERS(JAZ 『Jazz Com Bossa』と同じく、S-Kenプロデュースによって日本コロムビア傘下のChance Recordsレーベルからリリースされたコンピレーション。こちらは、1993年12月21日に発売。ライナー・ノーツを寄せるSteve Moclure (Billbord)が言うとおり…

Jazz Com Bossa

日本発のアシッド・ジャズ・コンピレーション『Jazz Hip Jap』をプロデュースしたS-Kenが、舞台をNECアベニューから日本コロムビア傘下のChance Recordsレーベル(Triadのさらなるサブレーベルか)に移して、1993年12月1日にリリースされたコンピレーション…

Bad Brothers / Ronny Jordan Meets DJ Krush

Bad Brothers Island RecordsよりリリースされたDJ KrushによるRonny JordanのリミックスEP(ジャケット・デザインが往年のMo'Waxレーベルのリリースと似ているが)。Dana Bryantがヴォーカル参加している「The Jackal (The Illest Mix)」を別とすれば、およ…

Lost & Found / Kemuri

DJ KrushとDJ Shadowとのカップリング両A面12インチであり、アルバム『Strictly Turntablized』の先行シングルでもある。1994年9月、Mo'Waxレーベルよりリリース。DJ Shadowとともに同レーベルのトリップホップ路線を直接的に印象づけたのはこちらだろう。 A…