2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧
Acid Jazz Jazz Acid Jazzレーベルから1991年にリリースされたコンピレーションであり、エレクトロ・ダンスミュージックにおけるハイブリディティとはまったく異なるように見えるもうひとつの方向性を示す。それは生音バンド・サウンドであり、端的に言い表…
The Best of Acid Jazz Acid Jazzレーベルが軌道に乗ったことを印象づけるベスト盤。1991年はアシッド・ジャズが流行する幕開けの年だろう。 The K. Collectiveは、The Brand New Heaviesの前身であり、本作収録の「Never Stop」は、Jan KincaidとAndrew Lev…
Science & Melody 前作『Set the Controls for the Heart of the Bass』からわずか1年でリリースされた、William OrbitによるプロジェクトBass-O-Maticのセカンドアルバム。ブリブリ響く低音やうねる電子音、過剰にエフェクトがかかったヴォーカル。そのスタ…
ロンドン郊外アーリングの学友、Jan Kincaid(Drum, Keybords, Percussions)、Simon Bartholomew(Guitar)、Andrew Levy(Bass, Keybords)によって、1985年に結成されたThe Brand New Heavies。当初はホーン・セクションを加えたジャズ・ファンクのインストゥル…
1. Hercules / Aaron Neville 2. Lesson One / The Stone Cold Boners 3. Grounded / Gloria Taylor 4. The Fifth Quadrant / Mother Earth 5. Neighbour! Get Your Own / The Rimshots 6. I See You / Vibraphonic 7. Just Dream / The Mac Pac 8. Got To B…
1. Let It Out / Joe Mason 2. The Funky Eight Corners / Willie And The Mighty Magnificents 3. Original Dope (The Richie Rich Instrumental) / Outlaw Posse 4. Dreaming / Pressure Point (featuring PP Arnold) 5. Shuffle Bump / The Explosions 6.…
1. The Wah Classic / D'Influence 2. Party Don't Worry About It (Vocal Mix) / The New Jersey Queens 3. A Day At The Seaside / The Brand New Heavies 4. Control Yourself Cousin / Homeboy 5. All Wrapped Up / New Jersey Kings 6. Keep It Up / Mi…
1. Dream Come True / The Brand New Heavies 2. Pound To The Dollar / Maroon Town 3. The Real Thing / Children Of The Ghetto 4. Rock Hopper / The Hip Joints 5. Let The Good Times Roll (The Dope Mix) / The Quiet Boys 6. Manteka / The Jazz Ren…
1. Beads, Things And Flowers / Humble Souls 2. Trinkets And Trash / Coolbeats 3. APB / A Man Called Adam 4. Break 4 Jazz / Break For Jazz 5. Nzuri Beat / Steve White And Gary Wallis 6. Homegrown / The Ed Jones Quartet 7. Tilldess / The Ulf…
明らかに「アシッド・ハウス」をもじった「アシッド・ジャズ」というふざけたネーミング。それは、1987年にEdiie Pillerが、Gilles Petersonとともに、ロンドンで立ち上げたレコードレーベルの名前に由来する。そう言ってもいいだろう。その意図はハウス・ミ…
1. Move On (Album Mix) 2. All I Have In Me (Original Musiquarium Mix) 3. Freedom (Free For All Mix) 4. Move On (Lynch Mob Beats)
1. Apparently Nothin' (Edit) 2. Apparently Nothin' 3. Apparently Nothin' (Soul River Mix) 4. Apparently Nothin' (Instrumental)
1. Get Yourself Together (Album Edit) 2. Get Yourself Together (Album Mix) 3. Step Right On (Keep On Steppin') 4. Step Right On (Original Mix)
Marco Nelson (bass, guitar, organ)とFemi Williams (percussion, drum programming)、そしてCarleen Anderson (vocals, keyboards)によるYoung Disciples。MarcoとFemiは、すでに80年代半ばにロンドンのクラブWagでDJとして、70年代ファンクのイベント"Hea…
Qui Seme Le Vent Recolte フレンチ・ラップ界の旗手MC Solaar(エム・セ・ソラー)こと、Claude M'Barali。彼はチャド人の両親の間でセネガルのダカールに生まれ(Warner Japanのプロフィールでは70年にパリで生まれたことになっている)パリで育つ。Polydo…
Music 実際には92年リリースのようだが、ジャケットの表記である91年を採用する。 本作がTalkin' Loudレーベルにおける、はじめての実質的なOmarのアルバムにあたる。とはいえ、プロダクション的にみてファーストと大きな変化はない(Talkin' Loudのアーティ…
There's Nothing Like This Omar Lye-Fookは1968年(69年という情報もある)ロンドンで、中国系ジャマイカ人の父親とインド系ジャマイカ人の母親との間に生まれる。父親はセッション・ドラマーで、Kongo Recordsというインディ・レーベルの創設者でもある。9…
Inside Life フランス系英国人Jean-Paul 'Bluey' Maunickを中心とするユニットIncognitoは、すでに1980年には結成されている。もともと、78年結成のグループLight of the WorldのメンバーだったPaul 'Tubbs' Williamsとともに、Incognito名義によるファース…
1. Power And Glory (Livin' Edit) 2. Stoned Again 3. Power And Glory (G.Funk Mix) 4. Power And Glory (Livin' Mix & The Secret Dub)
In Pursuit of the 13th Note Rob Gallagher(現在、Two Banks Of Four)によるプロジェクトGallianoは、1987年Acid Jazzレーベルからのシングル「Frederick Lies Still」でデビューする。そのシングルは、Curtis Mayfieldの「Freddie's Dead」をPucho & the…
アシッド・ジャズというムーブメントがワールドワイドなものであることを印象づけたコンピレーション・シリーズ『The Rebirth Of Cool』。もっとも、Island Records UK、4th & Broadwayレーベルからのリリース(US盤とのタイトル規格が統一されていないよう…
情感込み上げる「The Air You Breathe」のシングル・カット。「7" Mix」のオリエンタルなイントロに、無国籍なエキゾチシズムがよくあらわれている。「Real Mellow Mix」はUKソウルとしても通じるヴァージョン。 1. The Air You Breathe (7" Mix) 2. The Air…
UNKNOWN TERRITORY Bomb The BassことTim Simenonは、マレーシア人とスコットランド人の両親の間に、1968年ロンドンのブリストン地区で生まれた。彼はロンドンのWag ClubでのDJプレイやスタジオ・エンジニアリングの経験を経て、87年に「Beat Dis」でデビュ…
Aubrey Mixes: The Ultraworld Excursions Alex Patersonを中心に、Jimmy Cauty(KLF)とともに1988年に結成されたアンビエント・ハウスの権化、The Orb(参照サイト)。本作は、Jimmy CautyがKLFの活動のために脱退した後、Killing JokeのYouthが関わるように…
セイウチのジャケットもさることながら、「誰?」といった雰囲気十分なNeutron 9000。知る人ぞ知るDominic Wooseyによるプロジェクト(他に、Mysteries of Science、United Frequencies of Tranceというプロジェクトもある)。ロンドンのProfile Records(エ…
Beats International「Dub Be Good to Me」(1990)のヴォーカルで注目を集めたLindy Layton。1970年にロンドンで生まれた彼女はモデル出身で、そのルックスのよさからBeats Internationalの顔ともなっていた(Norman Cookではなく)。デビューアルバムの本…
こうした90年代初頭の坂本龍一作品の流れを振り返れば、日本がクラブミュージックの影響を否応なく受けていたことは明らかだ。80年代の日本音楽業界がドメスティックな市場で自閉的に満足していたとはいえ。穿った見方をすれば、坂本龍一の一連の試みは、グ…
Satoshi Tomiie for Def Mix Production参加による「Heartbeat」のリミックスは、実にクラブミュージックのスタイルに則っている。リミックスによる構成のマキシ・シングルのリリース。Virgin Japanのジャンル区分では〈ロック〉となっているが。 1. Heartbe…
Satoshi Tomiie for Def Mix Production(富家哲)やJungle DJ Towa Towa(テイ・トウワ)が参加していることで、坂本龍一のアルバムのなかではNYハウスというクラブ・ミュージックの影響を顕わにした異彩の作品。もっとも、YMOからの流れで言えば、ポップ・…
同じころに、アルバム『Beaty』からシングルカットされた「You Do Me」。本作は邦盤だが、海外では多くのリミックス・ヴァージョンが存在するようだ。同様に、リミックス概念の浸透が見て取れる。 1. You Do Me 2. We Love You (Remix) 3. Amore (Piano Vers…