Something's Coming

SnowboyことMark Cotgroveは、70年代末に（1978年17歳のときだという）DJとしてキャリアをスタートした後、パーカッションを学んだ異色のミュージシャン。85年のデビューシングル「BRING ON THE BEAT」（サウンド的にはゴーゴー）ではラップもやっていたそうだ。その後、幾枚かのシングルをリリースした後（Lisa Stansfieldのワークスにも参加する）、89年にはAcid Jazzレーベルからデビューアルバム『Ritmo Snowbo』、91年にはセカンドアルバム『Descarga Mambito』を発表する。当時のAcid JazzレーベルのアーティストではThe Brand New Heaviesに次いでセールスが良かったという。英国のレア・グルーヴ・シーンでは、早くからラテン・サウンドが注目されていたのだろう。本作はサード・アルバムに当たり、Snowboyはラテン・パーカッショニストとしての地位を確立した感が漂う。
1. September Rains
2. Salute To Elga
3. Theme From The Flinstones
4. Dream Status
5. Greetings From Southend On Sea
6. Fortysecond And Broadway
7. Interlude In Son
8. Dilo Como Yo
9. Anarchy In The UK
10. Something's Coming
11. Chant To Aggayu
12. Somewhere / Tonight