Revival

Revival

当時、新進気鋭のRay Hayden for Opaz ProductionsがプロデュースしたMartine Giraultのデビュー・シングル。FFRRからのリリース。彼女自身は1968年生のNYブルックリン出身だが、Ray HaydenとのコンビネーションはUKソウル期待の新星として注目を集める。セールス的に大成功をおさめたわけではないが、『The Face誌』の92年ベスト・シングル部門第5位(1位はJamiroquai「When You Gonna Learn」、2位はArrested Development「People Everyday」、3位はPrince「Sexy MF」、4位はUS3「Cantaloop」)、"The World DMC Music Awards"のソウル部門ではトップに輝いた。グラウンド・ビート〜アシッド・ジャズを上手に消化したダウンテンポなミディアム・ソウルは、現在では名曲。Ray HaydenによるとPharoah Sanders「Love Will Find A Way」にインスパイアされて制作されたとのこと。
1. Revival (Radio Mix)
2. Revival (Original Mix)
3. Cause It Matters To Me
4. Cause It Matters To Me (Renaissance)

Revival

リヴァイヴァルRevival
デビュー・シングル「Revival」が高い評価を得て、アルバム契約も成立していたが、約束されていたはずアルバム・リリースは頓挫する。一説には、Martine GiraultとRay Haydenの制作方針がレコード会社とまったく合わなかったためとか。セカンド・シングルのリリースも拒否するなど、実際はもっとひどい状況だったと推測されるが、とにかく契約は解消。その後、彼女はドラッグに溺れてしまったという。どん底から立ち直ってアルバムがリリースされるのは95年、独自のOpazレーベルからとなる。ここで取り上げている日本盤はビクターより95年6月7日リリースされたもので、輸入盤(右上小さい方の画像)とは曲順等が異なる。アルバム収録の「Revival」は、フルートがフィーチャーされているヴァージョン。アシッド・ジャズとは遠くかけ離れているサウンドだが、レア・グルーヴから連綿と続くUKソウルの一端として興味深い一枚。Martine Giraultオフィシャル・サイト
1. Intro/Interlude
2. These Are The Best Days Of Your Life
3. Soulfully Yours
4. Been Thinking About You
5. Good Love
6. Revival
7. We've Got Tomorrow
8. Special
9. Don't Dog Me
10. Love To Love You
11. Bring Back Our Love
12. I Wish
13. Outro/Interlude
14. These Are The Best Days Of Your Life II (Extended Mix)