The Chimes

The Chimes

Chimes
グラウンド・ビート・ムーヴメントのフォロワーとして知られるスコットランド出身のThe Chimes。代表曲である「1-2-3」や「True Love」がSoulⅡSoulのJazzie BとNellee Hooperによってプロデュースされ、R.P.O.(Reggae Philharmonic Orchestra)が「Underestimate」と「Stronger Together」でストリングスに加わっている。実際は、黒人女性ヴォーカル(Pauline Henry)と白人男性二人(Mike Peden、James Locke)がベースとドラム、キーボードを担当する、スウィートソウル・バンドである。「Heaven」では、後にIncognitoのメンバーとなるPeter Hindsがプロデュースし、「1-2-3(Raw Mix)」ではJazzie BとNellee Hooperに加えてDavid Moralesがリミックスを手がけており、グラウンド・ビートがNYガラージ・ハウスと暗黙の関わりがあることを裏付けている。このアルバムでは、U2の「I Still Haven't Found What I'm Looking for」のカヴァーが光る。重いベースラインにピアノとソウルフルな女性ヴォーカルがのり、ストリングス加わっていくグランド・ビートの隠れた名曲。
なお、この邦盤は輸入盤と曲構成が若干異なる。
1. Love So Tender
2. Heaven
3. True Love
4. 1-2-3
5. Underestimate
6. Love Comes to Mind
7. Don't Make Me Wait
8. Stronger Together
9. I Still Haven't Found What I'm Looking For
10. Stay
11. 1-2-3 (Raw Mix)
12. Heaven (Heavy Club)