Stitch In Time

Stitch In Time

The K-Creative最後の作品(アナログ・リリース順では前後するようだ)。ファースト・アルバム未収録の曲ということから、陽の目を見なかったセカンドへの展開が窺える。The K-Creativeとしての楽曲のほとんどはAdam Fuestがメイン・プロデュース(彼はMarxmanも手がける)。本作でもそれは変わらないのだが、スペーシーでテクノ的なサウンドのアプローチは斬新で、「Stitch In Time」はポスト・アシッド・ジャズを感じさせる。また「Club Politics」では、トリップホップに挑戦しているようにも見える。結局は、Phonogramというメジャー・レコード会社傘下のTalkin' Loudレーベルの運営に経済的制約が強まり、契約解消、惜しいユニットが潰える。
1. Stitch In Time (7" Edit)
2. Stitch In Time
3. Club Politics