Assembler!

Assembler!

ASSEMBLER!
日本におけるモッズ系ジャズ・ファンクアシッド・ジャズのバンド(そう呼ばれることを嫌っていたが)として、メディアからもいち早く注目されていたCool Spoon。U.F.O.主催のパーティなどへの出演していたことを思えば、当然の成り行きかもしれない。1990年に結成されたRhythm Atacksが、その前身にあたる。本作はCool Spoonとしてのファーストアルバムであり、File Records傘下のLovin' Circleレーベルから1993年2月5日にリリースされた(2006年に再発された)。インナー・ジャケットによれば、Matsubara (Drums)、Hokama (Trumpet)、Morioka (Trombone)、Yassan (Drums)、Towatari (Conga)、Tanemo (Guitar)、Takano (Bass)、Fukaya (Guitar)、Jumbo Matz (Keybords)、Moodmanという編成。「渋谷系」として括るには、あまりに泥臭いそのサウンドは、ラフなセッションの楽しさがにじみ出ている。「俺達ドメスティックな方向で演っていくべきだなと思ってて」(『remix 22』より)という発言は興味深い。
1. Uncle Ho Again
2. No Smoke
3. Assembler
4. Lone Ranger
5. Charity