Marxman

Ship Ahoy

アルバム未収録の「The Fascist Boom」が入った「Ship Ahoy」リミックスEP。「Black Star Line Remix」はIncognitoのリミックスも手がけたTyrrellとPaul "Shorty "Martinによるもので、D.B.P.のラガマフィンもフィーチャー。「Edit」以外は、いずれもヒップ…

All About Eve

Marxmanのシングルのなかで、実はもっともセールス的に成功したのが本作。それは、端的に歌詞の内容が放送禁止にならなかったためでもあるが、それでも家庭内暴力にまつわる女性問題を取り上げている。だから、その政治的な表現のスタイルには変わりはない。…

Ship Ahoy

Sinéad O'Connorをヴォーカルに迎えたセカンド・シングル。この曲で、アメリカン・ヒップ・ホップとは異なるMarxman独自のスタイルを確立した。ストリングスや民族楽器に彩られた壮大な叙事詩を思わせるヒップホップ。確かに、Massive Attackを彷彿させる。 …

Sad Affair・Dark Are The Days

Marxmanのファースト・シングルは、シビアな内容のライムのカップリング。夢や希望を与えるような歌詞ではなく、陰鬱な世紀末を表現する。サウンドは、アイルランド民謡や民族楽器を取り入れた独自色の強いヒップ・ホップ。もちろん、そこにアメリカン・ヒッ…

33 Revolutions Per Minute

33 Revolutions Per Minute アイルランド出身のHollisとOisin、UKカリビアン2世のPhraseとDJK1によって、1991年に結成されたMarxman。その名前の通り、マルクス主義を標榜するヒップ・ホップ・グループ。事実「Sad Affair」は、アイルランド独立闘争(その主…