World Clique

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Lady Miss Kier(米オハイオ州出身)をヴォーカルに、Super DJ Dimitry(ウクライナ出身)とJungle DJ Towa Towa(テイ・トウワ)の二人のDJからなるユニットDeee-Lite。1986年にLadyとDimitryがニューヨークで出会い、翌年にテイ・トウワが投合して結成される。メンバーそれぞれの出自そのものが「人種の坩堝」だが、音楽面でも、さまざまな要素を取り入れた万華鏡のようなサウンド。テクノからハウス、ファンク、ヒップホップまでを取り込みながら、けばけばしいサイケデリックな彩りでラッピングされたこのアルバムは、アンダー・グラウンドなサンプリング・ミュージックをハッピーなダンス・ミュージックとしてポピュラーな舞台に押し上げたといえる。それは、とりわけ「Groove is in the Heart」(Bootsy CollinsMaceo ParkerA Tribe Called QuestQ-Tipも参加)の成功に顕著である。アメリカからのアシッド・ハウスのリアクションのようでもありながらも、組み合わせる素材が豊かにあるアメリカならではのハイブリッドな音楽といえるかもしれない。
1. Deee-Lite Theme
2. Good Beat
3. Power Of Love
4. Try Me On...I'm Very You
5. Smile On
6. What Is Love?
7. World Clique
8. E.S.P.
9. Groove Is In The Heart
10. Who Was That?
11. Deep Ending
12. Build the Bridge (Bonus Track)