Look How Long

Carl McIntoshを中心に、Steve NicholとJane Eugeneとによって1980年にロンドンで結成されたユニット、Loose Ends（1983年に「Loose End」から「Loose Ends」に改名）。1984年には『A Little Spice』でアルバム・デビューし、翌年『So Where Are You?』、さらに続く年に『Zagora』、88年に『The Real Chuckeeboo』をリリース。シングルでは「Hanging on a String (Contemplating)」（1985）、「Slow Down」（1986）がR&Bチャートでトップを記録する。
しかし、90年には、Steve NicholとJane Eugeneがユニットを去り、新たにLinda CarriereとSunay Suleymanを招いてリリースされたものが本作である。Carl McIntosh は、同時期にCaron Wheelerの「UK Black」（シングル）をプロデュースしているが、グランド・ビート〜アーバン・ソウルの作風がこのアルバムにはあらわれている。スタイリッシュであり、良くも悪くも「洗われた」感がある。「Time is Ticking」や「Hold Tight」、「Love Controversy Pt.1」は、まさしくグラウンド・ビートそのものであり、何よりも「Don't Be A Fool」は 名曲だろう。
1. Don't Be A Fool
2. Don't You Ever (Try To Change Me)
3. Love's Got Me
4. Try My Love
5. Time Is Ticking
6. Look How Long
7. Cheap Talk
8. I Don't Need To Love
9. Hold Tight
10. Love Controversy Pt. 1
11. Symptoms Of Love
12. Let's Wax A Fatty