Stoned Woman

Acid Jazzレーベルの二枚看板モッズ系バンドのひとつ。お洒落なCorduroyに対して、男気あふれるMother Earth。実質的には、Matt Deighton(Guitar)、Bryn Barklam (Organ)、Neil Corcoran(Bass)、Chris White(Drums)の四人による。ファースト・アルバムの本作では、Shauna Greene(Vocals)とBunny(Vocals & Programming)もメンバー扱いのようだ。ゲスト・ミュージシャンには、オルガンと言えばお馴染みのJames Taylor、The Brand New HeaviesのギタリストSimon Bartholomew、レーベル・オーナーのEddie(Edward) Pillerがなんとフルート（さらにプロデュースも手がけている）で参加している。
モッズ系と形容したが、厳密にはサイケデリックなファンク・サウンドを特徴としている。とはいえ、ジャケットを見てもわかるように、実に「いなたい」。荒削りなバンド・サウンドの印象を受ける。「Stoned Woman」は、Mother Earthが敬愛するBrian Auger「Indian Ropeman」をモチーフにしたオルガン・ロックの好曲。「Knowledge (Rap)」や「Look To The Light (Alternate)」でフィーチャーされるラップは、GallianoやHumble Soulsを彷彿させる。
1. Riot On 103rd Street
2. Look To The Light
3. Stoned Woman
4. The 5th Quadrant
5. Jonathan E
6. Bad Ass Weed
7. Knowledge (Rap)
8. Knowledge (Instrumental)
9. Look To The Light (Alternate)