Emergency On Planet Earth

Emergency on Planet Earth
SONYとの契約後、とんとん拍子でリリースされたJamiroquaiのデビュー・アルバム。UKアルバム・チャートでは、リリースと同時にトップに立ち、その後3週にわたって同位を維持する。実に、見事な成功をおさめる。当時のメンバーは、Jay Kay(vocal)、Nick Van Gelder(drums)、Toby Smith(Keyboards)、Stuart Zender(bass)、Wallis Buchanan(Didgeridoo)などからなる編成であり、現在とはかなり異なる。タイトルからは強いメッセージ性を感じさせるものがあり、Jay Kay自身も「いろんなことに苦しむ人々を助けるオーガニゼーション」に寄付するような発言もしていた。後に知られるスーパーカー趣味との矛盾は、この際脇に置いておこう。とにもかくにも、ファンクなバンド・サウンドとカリスマを有したヴォーカリスト、そして殊勝な主義主張など、絶妙なタイミングと幸運が重なったのサクセス・ストーリー。
1. When You Gonna Learn (Digeridoo)
2. Too Young To Die
3. Hooked Up
4. If I Like It, I Do It
5. Music Of The Mind
6. Emergency On Planet Earth
7. Whatever It Is, I Just Can't Stop
8. Blow Your Mind
9. Revolution 1993
10. Didgin' Out