Free To Be... Free To Breathe

Free To Be... Free To Breathe

オーストラリア出身のIan DixonとWayne Elliottを中心とするジャズ・バンド、Ute。本作は、ロンドンの33 Jazz Recordsからリリースされたデビューアルバム。D*NoteのKrazy Cool D-Zineがラップに参加している。バンド・スタイルなのだが、意外にもリズム・セクションは打ち込みサウンドが主体。ダンサブルでスピーディーな試みほど、かなり強引なハイブリッドが見られる。たとえば「Merci」は、アシッドハウス的なビートにトランペットがフィーチャーされる奇天烈な曲。作り込まれていないサンプリング・ビートにジャズ・マナーなインストゥルメンツがのるだけの退屈な作品と見なすかどうかは微妙なところ。ダウンテンポな「Slo」などは悪くはない。
A1. Animation/Hypocrisy
A2. Free To Be
A3. The Third Way
A4. Merci
B1. Six
B2. Herbology
B3. The Third Way - Trio Mix
B4. Free To Breathe
B5. Slo