Zingalamaduni

Zingalamaduni

Zingalamaduni
「文化の蜂の巣」というスワヒリ語をタイトルとするArrested Developmentのセカンドアルバム。本作では9人編成の大所帯となっている。"We Must Fight and Win"という架空のFMラジオ放送という設定。そこから推察されるように、前作よりもさらにメッセージ性を強めている。ジャンルの壁を越えたリスナー層へ訴求力を持つサウンドはさすが。だが、彼らに対してネガティヴな批評が(とりわけ雑誌メディアで)なされないのは、どちらかと言えばメッセージ性の高さゆえなのだろう。特に、この日本では。けれども、本当にリスナーやオーディエンスはそう思っているのだろうか。あるいは、歌詞やライムを理解してからサムアップするのか。私はそうは思わない。サウンドを気に入った後で、何が歌われるているのか知ろうとするのではないだろうか。少なくとも、Arrested Developmentはそのサウンドにこそ、本領があると思う。
1. WMFW (We Must Fight and Win) FM
2. United Minds
3. Ache'n for Acres
4. United Front
5. Africa's Inside Me
6. Pride
7. Shell
8. Mr. Landlord
9. Warm Sentiments
10. Drum
11. In the Sunshine
12. Kneelin' at My Altar
13. Fountain of Youth
14. Ease My Mind
15. Praisin' U