Bosh!

Bosh!

Bosh
Chris Bangsによるプロジェクト、The Quiet Boysのセカンドアルバム。本作は1995年5月19日にPony Canyonからリリースされた邦盤(13,14曲目がボーナストラック)だが、オリジナルはもちろんAcid Jazzレーベルから。「カクテルを片手に酔いしれるここちよいサウンドがここに」という帯のコピーと、ポップ(?)なジャケット・デザインが全くフィットしない。とはいえ、サウンド的には生音と打ち込みのフュージョン・ライクな融合であり、その後のクロスオーバーの先駆とも言える。「Take 4'」はご存知「Take Five」をラテン・フレーヴァーな四つ打ちにした変り種。「Conguero Wronguero」などは、現在でも通用するサンバ・フュージョン
アシッド・ジャズという名付けについて、インナー・ジャケットで次のように語られている。「ブレンフォードのダウンタウンにてある晩、僕とジャイルス・ピーターソンは「スペシャル・ブランチ」のギグでDJをしていた。既に山ほどのバドワイザーが喉を潤し、サウンド・システムはヒップホップからラテン・ジャズまでを響かせていた。アート・ブレイキーターンテーブルに乗った瞬間、プロジェクターが二人の背後にひしゃげたイメージを映し出した。アシッド!アシッド!アシッド!アシッド!ライトパルスと同時に、ジャイルズはスピンするレコードを戻しては止め、あの不滅のフレーズ、アシッド・ジャズを口にした。僕らは顔を見合わせて大笑いすると、彼はまた言った。アシッド・ジャズ。ダンス・フロアのみんなは何が起きてるのかと見上げた。そのとき、アシッド・ジャズというフレーズは、あきらかにそのイマジネーションをとらえ得ていた」。
1. Righteous
2. Take 4'
3. Deeper
4. Blue 4 Royal 'T'
5. Inner Sense
6. Prayer Mat
7. Bollion' Around
8. Conguero Wronguero
9. Astral Space
10. Ghetto Life
11. Never Change
12. Love Will Find A Way
13. Live And Love
14. Renaissance