Talkin Loud

Talkin Loud

Talkin' Loudレーベルの記念すべき第一弾レーベル・コンピレーション。Gilles Petersonが、Ediie Pillerのインディペンデント・レーベルAcid Jazz設立に参加したのが1987年。1990年、彼はメジャー・レコード会社Phonogram傘下にTalkin' Loudレーベルを立ち上げる。GillesとEddieの不仲ゆえなのか、Gillesのメジャー志向ゆえなのかは定かではない。ともかく、このインディとメジャーの二つのレーベルを両輪として、アシッド・ジャズ・ムーヴメントは展開していく。実際、この時期二つのレーベルに大差は見られない。GallianoやYoung Disciples(表記はあいまいだが)といったアーティストは、Acid Jazzレーベルからの移籍組なのだから。むしろ、アンダーグラウンドからオーヴァーグラウンドへ成り上がる回路が形成されたと言ってもいい。さらに、本作がほぼ同時に邦盤でリリースされたことにも注目される。アシッド・ジャズ・シーンが日英で同期していたことが推測できる。
1. Young Disciples Theme / Young Disciples (featuring MC Mello)
2. Get It(The Rap Remix) / Steps Ahead
3. Mean Machine 90 / Jalal
4. Step Right on / The Young Disciples
5. Littele Getto Boy / Galliano
6. Glide / Incognito
7. Tribal Knight / Ace of Clubs
8. Bassic / Wild and Peaceful
9. Light Up,Plug in,Bug out / Transphonic
10. Hip-ology / Wild and Peaceful