Music

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実際には92年リリースのようだが、ジャケットの表記である91年を採用する。
本作がTalkin' Loudレーベルにおける、はじめての実質的なOmarのアルバムにあたる。とはいえ、プロダクション的にみてファーストと大きな変化はない(Talkin' Loudのアーティストが参加しているものの)。前作『There's Nothing Like This』から、大きなブレイクを期待された通算2作目のアルバムは、必ずしもセールス的に成功はしなかった。Omarは、これに見切りをつけたのか、RCA/BMGに移籍してアメリカ進出する。
「Music」は、セールスには結びつかなかったシングル・カットだが、当時のアシッド・ジャズがダンスミュージックとは一線を画そうとしていたことがうかがえる。むしろ、Carleen Andersonとのデュエット「Who Chooses The Seasons」は、そういったアンチ・ダンサブルな路線をありていにしながらも、叙情的な隠れた名曲だ。
1. Music (What I Live For)
2. You've Got To Move
3. Get To Know You Better
4. Tomorrow
5. Tasty Morsel
6. Winner
7. Your Loss, My Gain
8. Don't Sell Yourself Short
9. Who Chooses The Seasons (Duet)
10. Last Request
11. Walk In The Park
12. In The Mist Of It