Galliano

Roofing Tiles

同じく、アルバム『4:』からの12インチ・シングル(TLX13)。「Prince Of Peace (Attica's BP Instrumental) 」は、穏やかに幕を明け、乱れ打つブロークン・ビーツで感情を昇華させるようなトリップ・ホップ。原曲の面影はほとんど感じられないが、秀でたリミ…

Ease Your Mind

アルバム『4:』からの12インチ・シングル(TLX10)。「Slack Hands (Aquasky Remix)」はスペーシーなドラム&ベースの好作。 A1. Ease Your Mind A2. Ease Your Mind (Interference Mix) B1. Slack Hands B2. Slack Hands (Aquasky Remix)

:4 (4 Our)

4our Talkin' Loudレーベルからリリースされた、タイトルそのままに4枚目となるGallianoのアルバム。宮子和真氏による「“残るべき”アーティスト」というライナーノーツでの形容むなしく、最後のアルバムとなる。けれども、アシッド・ジャズの特徴が遺憾なく…

Travelling To Phoenix

Slackというホワイトレーベルからリリースされた、GallianoのライヴEP。ライヴだが、きわめてダブ・エフェクトが効いたサウンド。「The Brownswood Sessions Part 1」など、スピリチュアルさすら感じる。 A. Travelling To Phoenix (Recorded Live 14/7/95) B…

Twyford Down

Gallianoサードアルバムからのセカンドカットの12インチ・シングル。パーカッシヴな「The Return」はアルバム未収録。ちなみに、Twyford Downとは英国ハンプシャー州ウィンチェスターのゆかりのある美しい自然地帯で、高速道路建設のため破壊されることに対…

Long Time Gone

Gallianoのサードアルバムより先行シングルとしてリリースされた12インチ。メンバー編成や新たにAdam Moseleyをプロデューサーに迎えるなどの目につかない変化よりは、ロゴマークやジャケットデザインの変化から新局面に入ったことがよくわかる。「これはフ…

A Thicker Plot Remixes 93-94

1994年10月15日にリリースされたGallianoのリミックス・アルバム。もちろん、ここにGalllianoの意図を読み込むよりはリミキサー陣それぞれによる多様な再構成を楽しむべきだろう。そういう時代だ。リミックスでは、当時の先端的なサウンドへの接近が見られる…

The Plot Thickens

Plot Thickens Talikin' Loudレーベルの看板アーティストとして期待されたGallianoのサードアルバム。それは、大きな転機を象徴する。フロントマンの一人、Constantine Weirが脱退。Mick Talbotもプロデュースから手を引き、キーボードでのみ参加の本作を最…

Jus' Reach Live EP

ライヴ・テイクならば、こちらの方が録音状態も良いし、素晴らしい。ただし、製造が粗い。 1. New World Order (Live) 2. Jus' Reach (Live) 3. Skunk Funk (Live) 4. Vibe Anthem (Live)

Until Such Time

92年に英国〜ヨーロッパで行われたGallianoのツアーからの日本限定ライブ盤。すぐ後に同じようなジャケットの海外盤『What Colour of Flag』がリリースされる。同じテイクが多いものの、『Until Such Time』は収録曲が少ない(おまけに録音状態もよくない)…

Prince Of Peace

Mick TalbotプロデュースによるPharoah Sandersの同タイトル(原タイトル「Hum-Allah-Hum-Allah-Hum Allah」)のカヴァー。Rob GallagherとConstantine Weirの掛け合いとValerie Etienneのヴォーカルが妙趣なミディアム・テンポの落ち着くナンバー。カヴァー…

Skunk Funk

オリジナルは、あらためて言うまでもなく、Mick Talbotがプロデュース。注目すべきは「Brave And Strong Mix」。Young DisciplesのMarco Nelson(クレジットでは、Jnr Nelson名義)が参加してのプロダクション。オリジナルを超える素晴らしいリミックス・ヴ…

Jus' Reach Recycled

セカンド・アルバム直後にリリースされたマキシ・シングル。Mick TalbotとAndy Hughesによるリミックス「Jus' Reach (Mystic Micks)」が収録されている。ダビーなダウンテンポの印象を与えるものだが、率直に言ってあまりよいリミックスではないし、リサイク…

Jus' Reach

ファースト・アルバム直後にリリースされたGallianoのマキシ・シングル。この時点で、大きな方向性の変更があったのだろう(ファーストの売れ行きが思わしくなかったからかもしれない)。当時のTalkin' Loudレーベルのなかでは異彩を放つ、アーシーかつファ…

A Joyful Noise Unto The Creator

ファースト・アルバムからわずか1年後にリリースされた本作では、Gallianoはクレジット上、Rob GallagherとConstantine Weirをフロントマンとして、パーカッションにCrispin Robinsonというバンド編成としての色合いが濃くなっている。実際には、ほとんどの…

Power + Glory

1. Power And Glory (Livin' Edit) 2. Stoned Again 3. Power And Glory (G.Funk Mix) 4. Power And Glory (Livin' Mix & The Secret Dub)

In Pursuit Of The 13th Note

In Pursuit of the 13th Note Rob Gallagher(現在、Two Banks Of Four)によるプロジェクトGallianoは、1987年Acid Jazzレーベルからのシングル「Frederick Lies Still」でデビューする。そのシングルは、Curtis Mayfieldの「Freddie's Dead」をPucho & the…